掃き溜めにケツァール

「お題」によって僕らは生きています。

【お題箱】出会いがないです。【第2回】

 

 

 

【伊藤伊達巻】

 

 

出会いが無いと嘆く奴は大抵、棚から牡丹餅のラッキーラノベ展開を期待している受動態の権化なのでは?と思っています。

誰もがスマホやパソコンを持っていて、繋がりたく無くても繋がってしまう世界で”出会いが無い”なんて、パン咥えて曲がり角でぶつかったちょっとムカつくけど憎めないアイツと恋に落ちてしまう瞬間を本気で待っている極アナログ的な思考を持つ方以外いないと思います。時代は進んでいるんです。携帯電話で撮った写真をもう写メとは言わないし、センター問い合わせをしなくてもメールはちゃんと届くんです。

実際に俺もSNS経由で出会いはあるし、このブログだってそうだ。何故俺の好きな地下室タイムズへの寄稿歴がある二人とブログをする事になったのか本当に意味が分からない。何故ルフィはゾロの次にウソップを仲間にしたのか?海賊王目指すならウソップを飛ばしてサンジを仲間にすべきだろ!そんな気持ちでいっぱいの中このブログを書いています。ケツァール海賊団をよろしくお願いします。

まぁ出会いの形なんて今の時代無限にあるんですから、マッチングアプリやらSNSを片っ端からやればいいと思います。顔を合わせなくても相手の趣味嗜好や生活が分かるわけですから、マイヘア椎木知仁に渾身リプばっか送ってる地雷を避けたり、フォローしているAV女優で好みや性癖が知れたり、本来なら出会わないと知れない情報を0の状態からでも親指一本で出来るってのは手っ取り早くていいと思いますよ。それにゲイの方はほぼマッチングアプリで出会っているみたいですし、そういった意味でも、お持ち帰りしためっちゃ可愛い子のスカートを半勃起状態で脱がしたら相手の方はフル勃起だったなんて事も無いのかと。三次元での出会いは二次元に求めろ。

 

 

 

 

【藤由】

 

 

 出会いが無いけど出会い系は使いたく無いなんて、ワガママな貴方には一生異性と出会う事ができません。なぜなら出会っていたとしても見逃しているからです。人口の半分が女なのに、出会う機会がないわけが無いんですね。後はモテる努力次第といったところでしょうか。下北沢のブスもそこそこの人数を経験しているのは、サブカルにウケる努力をしているからなんです。訳の分からないDJのチルサウンドを聴いてみたり、ワイドパンツに呂布カルマみたいな柄シャツを着てみたりと、出会いたい層に合わせてアピールをしなくちゃ。

 

 僕も出会いたい層に向けてアピールしてるじゃないですか。俺の出会いたい層は、僕に優しくしてくれてお金をくれる女の子です。そういうツイートをしてると思いますし、それで今もなお成功を収め続けています。まぁ人としては確実に失敗しているんですが……。とにかく、言い訳する前に動いてみたらどうでしょう。モテる努力って、今後のためになると思います。

 

 

【筒井】

 

 

 「最近おもしろいことねえなあ」って友達と飲んでると言われることってありますよね。僕と飲んでるのにそんなこと言う人、僕は嫌いです。「出会いがない」って女の子が男に話す場面もありますよね。出会ってるのにややこしいことを言う人だ、本当に。逆も然り。昔ビートクルセイダーズというバンドがありました。ボーカルのヒダカが「つまんねえ、つまんねえって言ってるやつ、なんかしたか?してねえだろ。」と言っておりました。結局、探そうとしてないんです。ただ、僕らの年齢にはまだかろうじて「選ぶ権利」という若さ限定のクーポンチケットがあります。これは世界共通で、なぜかこのチケットを使わずに30代後半くらいに頑張って使おうとする人が巷で溢れているらしいです。権利というのは、頑張って使うものじゃない。楽しく使うものです。せっかく僕らはこのチケットを持っているんだから、機会だけを探そう。機会なんてないよって言われるかな。街コンだって、友達の紹介だって、ゴロゴロ転がってるじゃないか。それすら面倒だって?じゃあ三万円持って僕のところに来て下さい。僕の友人の「藤由」を紹介するよ。あ、もちろん藤由にも「選ぶ権利」があるけれど、お金の力でどうにかなるかもしれない。ちょっとおもしろそうだから、考えてみて。

 

ちなみに僕のモットーは「選ぶより選ばれろよ。」です。キメすぎたかな。歌詞の引用だから、許してください。お互い、選ばれる人間になろうぜ。あ、最後に。このお題をくれた人が万が一40代や50代の人だった場合、出会いがないとか言ってる場合じゃないってことだけお伝えしておきます。