掃き溜めにケツァール

「お題」によって僕らは生きています。

【お題箱】特定の異性の人に「会いたい」「話したい」と思うことと恋愛感情の境目がよく分からなくなる【第5回】

2019年6月2日 20:15

氏名:匿名 

 

 

【筒井】

 

会いたいと思うのは、別に好きだからじゃないです。そうなってしまったら僕が大学時代の教授(女性)に会いたいと思って飲みの約束をするのは、恋愛感情になってしまう。ではここの差はなんだろう。僕は数学が苦手だけれど、これを一つ一つ分解していった先に何かが見つかるかもしれない。まず、教授は年齢が上すぎる。確かに未婚者ではあるものの、もう40オーバーとかじゃないのか。これが小松菜奈ちゃんだったらどうだろうか。恋愛感情が生まれる可能性が非常に高まってくる。ただ、「教授」という肩書がそれを邪魔している気もする。それならば「小松菜奈」「友人」だったらどうだろう。間違いなく好きになる予感しかしない。そうか、つまり「会いたい」「話したい」と自分に近い距離になればなるほど、恋愛感情は高まってくる説がある。確かに僕も大好きなFoZZtoneのボーカル渡會さんには会いたいし、話したいが、別に僕はゲイでもなく、男性への恋愛感情は今の所自覚はしていない。異性に対して「会いたい。」と思うのは「知りたい。」がある。「知りたい。」の先にきっと恋愛感情があるのだ。いや、それはもうベン図のように一部一致してしまっているかもしれない。長々書くつもりはないけどさ、会いたい人には会いに行けばいいし、話せばいいし、そこで好きになっちゃったら、告白してみたり、付き合ってみたりしたらいいんじゃないかな。境目って目に見えないでしょ。基本的に目に見えないものなんて気にしないです。人の気持ちだとか、駆け引きだとか、距離感とか、空気とか、他人との間にある「見えないもの。」は気にしないと嫌われちゃうけど、自分の中にある「見えないもの。」なんてどうでもいいじゃないか。好きに生きようぜ。

 

 

 

【伊藤伊達巻】

 

 

境目をつけることって必要なことですかね。というより、そもそも人の心に線を引くって無理な話じゃないですか?だって、二日酔いで死にそうな朝に「もう絶対に酒は飲まん」と堅く誓いを立てても、夕方にはツマミを何にしようかと、もう酒を飲むことを考えている。そのくらい、僕らの心は曖昧で常に変わっていっているんです。そう思うと、人の心って霧みたいじゃないですか?決まった形も無く、触れもできず、明確な境目も無い。それに、近くじゃどんな形をしているか分からないけど、遠くから見るとぼんやりとだけど分かる。

アレがきっかけだった、あそこがターニングポイントだったとはよく言いますけど、それは過去を振り返って見た時に初めて言えるもので、リアルタイムで自分の心情の変化に気付ける人ってそんなにいないと思う。それに”愛”の成り立ちは振り向き見る人の象形文字らしいですし。

だから「会って話したいと思うからこれは愛だ!」じゃ無くて「今思うとあの時会いたいと思ったのが愛の始まりだったな」と思うものかと。量子力学的に言うと、今の状態は恋愛感情を抱いてもいるし、抱いていなくもある。シュレディンガーの猫ってやつですね。

ごちゃごちゃ言いましたけど、会って話したらそのうちどっちかわかる。それだけです。

 

 

 【藤由】

 

人間って、会いたい人に会って話したい事を話して。そうやって人を好きになったり嫌いになったりする生き物だと思ってました。境目を必要とする状況だから、一定のラインを気にしているんですか?浮気とか?例えば僕みたいな人生詰みかけている男を好きになってしまいそうだから?何にせよ、現在は恋愛感情と、会話したいという感情が曖昧になっているとの事ですが、それはもう恋愛感情としてみてもいいと思います。というか、一度真剣に考えてみてください。その人とセックスしたいかどうか。結局そこじゃないですか。大好きで大好きで仕方ないのに、(いやセックスはちょっと違うな…)となる人、居るには居るけど少ないじゃないですか。性欲と恋愛感情って、どう考えても同じなんですよ。優秀な遺伝子を残すために会話で相手を知り、恋愛をして、性行為で繁栄ですわ。めちゃくちゃ単純ですわ。

 

 というか、完全に僕に聞くの間違えてますね。だって、自分から会いたい!話したい!と思った時には既に「好き」という感情で確立されてますし。そんな複雑な感情を持ち合わせていないので…。